昨夜,タチウオのせごしを食べました。新鮮な県近海物なのでコリコリして非常においしかったです。
和歌山県は現在,タチウオの漁獲量第3位を誇る産地です。しかし,2000年頃から急激に減少し2003年に愛媛・
大分県に抜かれるまでは,日本一の漁獲量を誇っていました。
和歌山県水産試験場(
串本町)は激減の原因を探るため,調査船「きのくに」によって
プランクトン漁獲量,および卵の出現量や海水温を県内沿岸42地点で定点観測した結果,
黒潮離岸による産卵場の条件悪化(水温低下)が原因であることを突き止めました。
原因が判ったところでどうするのかは判りませんが,さらに調査を続けて日本1位奪回を目ざすそうです。