地方に住んでいて不便だなあ,と思うこと

閑話休題
地方に住んでいて不便だなあ,と思うことがいくつかある。
歴史を研究している者にとって,読みたい本,読みたい史料がすぐに読めないことほど不便なことはない。

最近,朝日新聞社からシリーズで発刊されている『冷泉家時雨亭叢書』のうち,待ちに待った『冷泉家歌書紙背文書下』が刊行されたので,県都にある県立図書館からこちらの分館に取り寄せようとしたところ,10日以上かかるという。しかし,1週間以上は本館に取って置きということになっているので,それまでに本館に行く機会があればそこで見ることができるという。
実は昨日,別の用事があって大雨の最中,県都まで高速道路を走って行ってきたのだが,何故かこのことを忘れており,帰ってきてから気付いた。そういや,月曜に県都近くの根来寺まで行く機会があるし,その時にするか,とも思ったのだが,良く考えてみれば図書館は月曜休みである。
さて,どうするか。

と,まあこうゆうようになかなか大変である。
でも,今は上のような手続きができるし,機会コピーもできる。昔の人に比べれば,遥かに便利になっているのだし,文句をいったら罰が当たりそうである。