田辺ジオパーク研究会記念講演会と『おもしろ大地 田辺』のこと


 今年の3月18日、和歌山県田辺市中万呂の万呂コミュニティーセンターで、田辺ジオパーク研究会第3回記念講演会が開催されました。
 講演者は紀伊半島の付加体の研究者として名の知られた吉松敏隆氏(元県職員)で、タイトルは「ネイチャーランド田辺―大地の歴史をさぐる―」でした。
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 講演はまず詩人として有名な谷川俊太郎氏の詩「朝のリレー」で始まり、インド大陸の衝突によるヒマラヤ山脈の誕生へと進みましたが、ここでおやっと思わせるような衝突以前にあった先行河川の話題が出てきました。
 その後、地球科学や日高川の複雑な河川屈曲の話へと進み、河川屈曲の原因に関わる付加体(今日はこの話をするなとHさんから釘を刺されていたそうですが)やプレート活動による大地の活動、さらには「小森」などの地名へと話が発展しました。

 昨夜、夜更かししたのですごく眠たかったのですが、いつの間にか目が覚めていました。話の持って行き方など、非常に参考になりました。

 最後に、3月18日発行の『おもしろ大地 田辺』(田辺ジオパーク研究会刊)を紹介しておきます。500円です。お買い上げいただければ嬉しいです(笑)。
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   田辺ジオパーク研究会事務局
   〒646-0051  和歌山県田辺市稲荷町798-1  松下方