クマノザクラについての講演会開かれる。


 一昨日(3月17日)、野生のサクラの新種であることが確認された紀伊半島南部に分布するクマノザクラについての講演会がありました。会場には、クマノザクラと見られるサクラの花樹が飾られていました。
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 講演者は東京の森林総合研究所多摩森林科学園勝木俊雄氏。クマノザクラ新種説の提唱者。
 名前は前から知っていましたが、お目にかかるのは初めて。
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 タイトルは「熊野がはぐくんだ奇跡のサクラ」。
 
 そしてこれがレジュメです。
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 クマノザクラは病虫害や気候への耐性が強いことから、勝木氏から和歌山県に対し、樹勢が衰えている栽培種のソメイヨシノにかえて野生種のクマノザクラに植え替えていく案が提起されています。 

 「サクラの名所・吉野はヤマザクラ、熊野はクマノザクラ」というキャッチフレーズも、棲み分けとしてはいいかも。