大きくないオオバンを追いかけて・・・・。


 最近、鳥たちの動きが凄く気になっています。
 その対象は小鳥たちと水鳥たちですが、だんだん彼等の居場所が固定化してきましたので、探すのにそれほど苦労はしません。
 でも、次第にその姿が見えなくなったり、その姿を捉えることが難しくなった鳥の数が増えてきました。まあ、季節にもよるのでしょうが、ちょっぴり寂しく思っています。
 でも、ここに来て、嬉しいこともありました。

 それがこのオオバンの写真です。12日夕方の写真です。
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 表情が上手く撮れているでしょう。すべてカメラのお蔭ですが、この日珍しく私がカメラを向けても、7羽のオオバンたちは逃げず、静かにしていてくれました。

 そしてその前に、こんな写真もありました。これは、赤い目元や白いクチバシの形がはっきりしませんが、まあこんなものでしょう(笑)。
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 オオバンはいつも一緒にいるカモの仲間ではなくクイナの仲間(ツル目クイナ科)です。オオバンは見かけは怖そうでまるでそばにいるカモたち(古川ではコガモたち)を虐げているようにみえますが、これは誤解です。
 実はオオバンは、カモたちよりも小さくて足が長く、別に「幸せを運ぶ黒い鳥」といわれているように、時々潜水して獲ったエサの水草や水生動物を恐いカモたち(古川ではコガモたち)に横どりされても決して怒らない気のいい鳥だったのです。オオバンがカモのそばで生活しているのではなく、カモがオオバンのそばに寄って来て生活しているのです。私もいつの間にか大きくないオオバンが好きになってしまいました。

 こんなことも、南部の古川近辺を歩く際に静かに付き合ってくれる愛犬のマリリンのお蔭でわかってきました。
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