熊野古道案内研修


 本日、大相撲春場所で前々日大怪我をした横綱稀勢の里関が見事、大逆転優勝しました。ハラハラドキドキの1日でしたが、大変嬉しかったです。

 ところで、3月20日、熊野古道案内研修のため、紀州語り部の小松氏の助手(⁇)となり滝尻、近露の案内に同行しました。
 案内したのは東京からのお客様方で、三越伊勢丹ツアーの方々10数名でした。

 滝尻古道館にて。(↓)
イメージ 1

イメージ 2

 数年前の大水害の時、泥で覆われた館内を友人の小松氏らとともに懸命に掃除し、古道館や滝尻王子社の復興や展示物の避難・保存に努力したことを思い出しました。最初は富田川を遡って行くことができなかったため何時間もかけて日置川方面から近露経由で左折して遠回りして行ったことも懐かしい思い出となりました。

 滝尻王子社の鳥居です。(↓) そういや、この付近も厚く泥に覆われ、復興が大変だったなあ!!
イメージ 3

 滝尻からの熊野古道への入口付近。珍しいものに出くわしました(↓)。我が友ながら小松氏の慣れた語り口や雄弁ぶりについ引き入れられてしまいました。内容もさりながら語り口が大変参考になりました。

 なお、この岩を抱えた大木は欅とのこと(小松氏夫人による)。凄い!! (↓)
イメージ 4

 ついで、道の駅・牛馬童子口から山越えで近露王子社方面に向かう。
イメージ 5

 牛馬童子、わかりますか。
イメージ 6

 展望台に着く。ここから近露の里が一望されます。
イメージ 10
 

イメージ 9

 近露の里への下りの石畳。近年のものです。
イメージ 8

 近露王子社跡に到着。
イメージ 7

 案内はここまで。
 この日、一行は田辺市本宮町のわたらい温泉に一泊し、翌日、那智へ向かい、那智大社青岸渡寺の他に二ノ滝を見学されるとのこと。
 後ほど聞いたところによりますと、全員無事に東京にお帰りになったとのこと。めでたし、めでたし・・・・。