寄贈されてからかなり経ちました。今でも読み続けています。


①、時枝務・長谷川賢二・林淳編『修験道史入門』(岩田書院、2015年9月、本体価格2800円)

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②、長谷川賢二著『修験道組織の形成と地域社会』(岩田書院、2016年3月、本体価格7000円)

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                                      目次

      序章 修験道史のみかた・考えかた
      第一部 熊野三山検校・聖護院門跡と熊野先達
       第一章 聖護院門跡による熊野三山検校職の相承と熊野先達
       第二章 熊野先達をめぐる支配と自律
       第三章 熊野三山奉行の成立と展開
       第四章 中世後期における寺院秩序と修験道
      第二部 山伏と山岳霊場の地域的展開
       第一章 阿波国吉野川流域における山伏集団の展開
       第二章 阿波国の山伏集団と天正の法華騒動
       第三章 山岳霊場阿波国高越寺の展開
       第四章 阿波国における三宝院流熊野長床衆の痕跡とその意義
       第五章 熊野信仰と天台宗真言宗
      終章 総括と課題
      あとがき
      初出一覧

 この2冊の本は寄贈されてからかなり時間がたちました。
 両方とも修験道史にかかわる専門書ですが、今でも読み続けています。
 この歳になると、頭脳が素直に反応せずその都度立ち止まって考え込んでしまうので、なかなか前に進みません。
 書評を期待されて送っていただいたのだと思いますが、私は書評を書くのが苦手でいつもいただいた方に申し訳なく思っています。
 でも、必ず最後まで読み通し、間に合えば書評を書きますので、お許し下さい。