先週末に短距離熊野古道散歩をしてきました。

　ある目的のため、十丈王子（じゅうじょうおうじ。中世では重點王子と表記された）で十丈出身の友人（語り部のｋ君）と待ち合わせをしていたので、10時ごろ、高原（たかはら）の駐車場に車を置き、寄り道をしつつ約２時間かけて十丈まで上って来ました。

　高原道中で椿の花を発見。

　ここは過去に何度も歩いた道でしたが、久し振りの山歩きだったので、途中、何度も短い足踏みをしながら上りました。

　大門王子社跡。

　左側に笠塔婆の中心柱が立っています。全体が残されていないのが残念です。

　熊野古道らしい風情が漂っています（笑）。

　12時ごろ十丈に到着。

　十丈王子社跡。

　宝筺印塔（ほうきょいんとう）の破片が一つ所に集められていました。何とか組み立てできないかなあ。

　ただ、うっかりして携帯電話を忘れて行ったため、待ち合わせした十丈出身の友人と連絡が取れず、結局、逢えませんでした。しかし、あらかじめ色々な情報を仕入れておいたので、30分の昼食（高原で名物のよもぎ餅とあんころ餅を購入）休憩の後、すべきことをして(??)引き返しました。

　十丈王子の先の熊野古道を写しました。今回はこの先には行きませんでした。

　帰る道で写したチョウの写真です。何というチョウでしょうか。

　ピントがあっていないので苦労したのですが、色々なブログを調べたところ、タテハチョウ科のテングチョウであることがわかりました。