白浜でおこなわれた「鯨セミナー」へ行ってきました。

 
  昨日、京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所でおこなわれた「鯨セミナー」なる講演会に行ってきました。 
 
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 京都大学フィールド科学教育研究センター准教授の久保田信氏のご案内
には、「紀伊半島周辺海域には多種・多数の鯨類が生息・到来します。ホエ
ールウオッチングなど直接・間接に関わる鯨類と人間生活のかかわり合いも
考慮しつつ,今回,世界の鯨類の生態学的研究などでご活躍中の荻野みち
様を再び講師にお招きし、マッコウクジラに関する最近の話題を、ビデオ上
映も含めてご講演して頂けることになりました。20095月に田辺湾にマッコ
ウクジラが迷い込み,3週間も長期間滞在するなど世界的に貴重な現象が
みられましたこともありますし,皆様、お誘い併せの上,どうぞお越しください
ませ」とあり、講演タイトルは" 海のモンスター、マッコウクジラ "―先人に
学ぶ―」とされていました。
 
  しかし、前日に荻野氏が居住しておられる東北地方で再び強い地震が起こったため、荻野氏の来白が無理ということになり、急遽、招来者の久保田信氏から和歌山県田辺湾へ迷い込んだ 抹香鯨の自力帰還の話題を中心とした近年の田辺湾周辺海域への鯨類の"漂着"例」について紹介していただき、最後にその原因となる恐ろしい事実について荻野氏に代わってまとめていただきました。
 
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  2個体のマッコウクジラとは、多くの人々の協力によって田辺湾内での座礁からまぬがれて海洋に逃れることができたマッコウクジラ1個体と、残念ながら今回は伊勢湾奥の名古屋で座礁して死んだマッコウクジラ1個体です。
 
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