カンボジア・パンテアイスレイ集落にて。

 
  12月12日午前10時22分、バンテアイ・スレイ寺院遺跡の入口というべきバンテアイ・スレイ集落に立ち寄りました。
  これは村人の家屋の1つです。広い田圃の向こうに同じような農家が見えています。
 
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  ここは米作を主とする農村ですが、それ以外に、野菜の他に果物(マンゴー、パパイア、バナナ、ヤシ)なども植えているそうです。
  米(稲)は雨季の7月に田植えをおこない、乾季の12月に刈り入れします。最近はそのすべてを機械でおこなっているそうです。今回は特別に、鉄鎌を使用した昔のやり方を実演してくれました。
 
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  家の近くに植えられたバナナの木です。カンボジアではモンキーバナナが美味です。
 
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  ヤシにも三種のヤシがあり、ヤシの実を取るヤシ、ココヤシ、砂糖ヤシなどがあるそうです。 これは砂糖ヤシです。
  この砂糖ヤシの花や葉から滴り落ちる汁液を絞り集めて、2・3時間かかって竈で煮詰めて砂糖を取り(途中で発酵してスカイビールというアルコールになるものもあるそうです)、訪れた観光客にこのヤシの葉包みに固形砂糖9個入った砂糖を3包み1$で売って家計の足しにしているとのこと。独特の甘い味のする薄茶の固形の砂糖です。多くの人々が買っていました。
 
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  10時46分、東メボン寺院に向けて出発。