満開のユキヤナギと第29回和歌山地方史研究会大会

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 我が家の庭では、ユキヤナギが満開を迎え、春の風に優しく木々全体を揺らがせながら、控えめな華やかさを醸し出してくれています(1枚目と2枚目の写真)。

 ユキヤナギ(雪柳)は、ご存知の如くバラ科の落葉低木です。日本原産とされています。

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 昨日の3月7日に、第29回和歌山地方史研究会大会へ行って来ました。

 会場はいつもの和歌山市立博物館2階ホールでした。

 総会の後で開かれた報告会では、先ず橋本出身の和歌山大学2回生の林晃平さんが「文治検田取帳にみる桛田荘の水利秩序」について見事な発表をおこない、その後をベテランの考古学研究者の北野隆亮さんが「史跡和歌山城の発掘調査―二の丸・吹上口を中心に―」というタイトルで発掘の成果(3枚目の写真)を披露されました。

 そして、講演会では、向陽高校教諭の弓倉弘年さんが、「畠山氏の守護支配」というタイトルで最近出されたご著書の概要を説明されました。

 懇親会前に、この4月に和歌山県立博物館の学芸員を退職され、東京のW大学の准教授に転出されることになっている高木徳郎氏からご著書『中世紀州の景観と地域社会』(4枚目の写真)のご恵贈にあずかりました。
 心より感謝を申し上げますとともにそのご活躍をお祈り申し上げます。