佐々木譲氏、直木賞を受賞。

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 『ベルリン飛行指令』、『エトロフ発緊急電』、『ストックホルムの密使』、『制服警官』、『暴雪圏』、『警官の血』、『うたう警官』(文庫本では『笑う警官』に改題)、『警察庁から来た男』、『警官の紋章』、『警官の休日』と書き続けてきた佐々木譲(ささきじょう)氏がついに直木賞を受賞しました。

 受賞作はまだ読んでいませんが、これまで山本周五郎賞新田次郎賞などの数々の日本の賞を受賞してきた佐々木譲氏がまだ直木賞を受賞していなかったとは意外でした。今さらという感はぬぐえませんが、まずは喜ぶべきことだろうと思います。読者としては、これ程嬉しいことはありません。

 これまで私は彼の作品の殆どを読んできました。特に私が愛読してきた本は、『制服警官』以後の北海道警シリーズです(角川春樹事務所のいう北海道警察シリーズを含むシリーズ)。

 『制服警官』などの主人公・川久保篤巡査部長や、『うたう警官』以降の主人公・津久井卓巡査部長、佐伯宏一警部補、児島百合巡査などのノン・キャリアの魅力的な警察官の活躍ぶりに心が惹かれます。

 ここでは、角川春樹事務所のいう北海道警察シリーズ3巻の『警官の紋章』、4巻の『警官の休日』の2冊を写真紹介したいと思います。どこかで見かけたら、読んでみて下さい。面白いですよ。


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