旧王宮のルアンプラバーン国立博物館

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 久し振りに,ラオス旅行の報告をします。

 何日かぶりに,ルアンパバーンに帰って来ました。

 9月7日

 ホテルを出て,8時45分にルアンプラバーン国立博物館に着きました。この博物館はかつての王宮の建物を利用して王朝時代の歴史を展示した博物館です。

 この王宮は,1909年に当時のシーサワンウォン王とその家族の住居としてフランスの資金で建てられました。当時,ラオス王国はフランスの保護領でした。

 1959年,国王シーサワンウォンの没後,ラオスは内戦に突入しました。

 1975年,パテト・ラーオ(共産党軍)がルアンパバーンを占領すると,故王及び皇太子シーサワンワッタナー(暗殺説有り)の家族は北部に送られそのまま行方不明になりました。現在,その家族はフランスにいるとも,アメリカにいるともいわれていますが,詳細はわかりません。
 旧王宮は,翌年,国立博物館になりました。

 1枚目の写真。正門付近からみた国立博物館。ヤシの木や砂糖の木が真ん中に形よく植えられています。

 2枚目の写真。右手には,将来,パバーン像を安置する予定の寺ができあがっています。

 3枚目の写真。もう一度,パバーン像を載せます。
 
 4枚目の写真。正面から眺めた国立博物館の玄関。

 5枚目の写真。右斜めから眺めた国立博物館の玄関付近。

 6枚目の写真。右横から眺めた国立博物館
 
 この後,館の中に入り,ガイドの案内で,前面テラス(金色の神輿などが展示)→仏像の部屋(黄金仏・象牙・青銅仏などが展示)→入口ホール(公式行事や宗教儀式を行った所)→国王の接見部屋→廊下(至るところに銅鼓が並べられていた)→王位授与ホール(日本から取り寄せたガラスを使用したモザイク壁画が素晴らしい。衣装・刀剣などを展示)→国王の図書館→王妃の寝室→国王の寝室→楽器などの展示室(かつて音楽や踊などを楽しんだ部屋)→食堂→王妃の接見部屋→秘書の接見部屋→入口ホールの順番で館内を歩き廻りました。

 しかし,写真・ヴィデオも撮れず(事前にすべて取り上げられていました),ただ説明をききつつ観て廻るだけということは,思った以上に疲れます。途中でメモを取るのも止めました。

 約2時間の滞在でした。