潮ノ岬沖でのホエール=ウォッチング

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 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の海岸線は,典型的なリアス式海岸で,現在,浦上港・勝浦港・宇久井港などの天然の良港があります。おまけに最近では,4月から9月にかけて盛んになるホエール=ウォッチングの基地としてもその名前を知られつつあります。

 2008年5月30日付けの『紀伊民報』の記事によりますと,5月28日にホエール=ウォッチングのため観光客を乗せて宇久井港を出港した漁船は,ハナゴンドウクジラの群れを見た後,潮ノ岬沖約25㎞の所でマッコウクジラの群れ10頭に出合うことができ,その迫力に歓声を上げたとのことです。

 黒潮が最も近くまで接岸する潮ノ岬沖は、北上する豊富な餌を追いかけてクジラが多く接近する所です。かつて東牟婁郡串本町大島港を基地にして近代式捕鯨が昭和37年(1962)まで行われていましたが,今は観光のためのホエール=ウォッチングの船が串本町の串本や大島からも出ています。

 どうですか,皆さん方もホエール=ウォッチングに出掛けてみませんか??