大島の名所・「海金剛」と樫野崎灯台。

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 串本町の大島へは、以前は巡航船かフェリーで串本港から行ったのですが、今はJR串本駅から、自動車で「くしもと大橋」を通って約20分ほどで行くことができます。

 江戸時代の大島港は、江戸と大坂航路の風待港、もしくは避難港としてとして多くの菱垣廻船や樽廻船で賑わっていました。江戸時代末期には,あの有名な勝海舟や,イギリス公使ハリー=パークスとその秘書官のアーネスト・サトウも立ち寄ったそうです。

 大島港から車で20分ほどで樫野崎に着きます。樫野崎には日米修好記念館があります。

 1枚目の写真は,荒々しい断崖絶壁が林立する名所・「海金剛」の写真です。海金剛は,1983年に朝日新聞「日本の自然100選」に選ばれた,串本町を代表する名所の1つです。
 私の小さい頃の遊び場の1つで,従弟たちとよく遊びに行きました。

 そこをさらに先端に向かうと、トルコ記念館とトルコ軍艦遭難慰霊碑が建てられています。

 2枚目の写真は,樫野崎の最先端にある日本最古の石造りの灯台である「樫野崎灯台」の写真です。1870年に灯台が建設されましたが、その際,イギリス人技師が故郷をしのんで母国から西洋水仙を持ち込んで植えたため,今ではたくさんの水仙が12月頃から3月頃まで、灯台周辺に咲き乱れています。
 ここへも叔父と叔母につれられてよく遊びに行きました。

 この2枚の写真は,地元串本の中西仁士氏から御提供いただきました。