熊野
那智山近くの色川地区の色川神社に,
室町時代から戦国時代にかけての仮面9面と竜頭1点が収蔵されています。
1枚目の写真は,翁面の写真です。この翁面は,永禄2年(1559)に,
越後国の北条住人孫九郎によって製作され,利国によって奉納されました。
2枚目の写真は,鬼神の仮面の写真です。
これらは,特定の芸能に使われたものではなく,たぶん行道に使われたと推定されています。
和歌山県立博物館編『
世界遺産登録記念特別展 熊野・
那智山の歴史と文化』(2006)より掲載させていただきました。この図禄は
和歌山県立博物館で購入できます。