新年の白浜半島

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 これも先日,白浜温泉の五大名所の1つである平草原から撮った白浜半島の中心部の写真です。

 昨日紹介した「円月島」や,五大名所の筆頭・白良浜もしっかり写っていますし,遠くには印南・南部・田辺の海岸や山々もぼんやりと見ることができます。残念ながら,幻の「円月島」とよばれる「塔の島」とその続きの小島は,臨海の陰になって全く見えません。

 ところで,白良浜といえば,「白砂青松」で有名ですが,私が真っ先に思い出すのが,ある夏の日に和歌山市から遊びに来ていた従弟が干潟でひっくり返った拍子にハマグリを砂の中から掴み上げたできごとです。彼はその時,毒クラゲに刺されて大変だったのですが,泣こうか喜ぼうか,微妙な顔をして立っていました。
 
 白良浜も,背後の砂山からの水晶と同じ成分の砂の供給もとまり,今ではオーストラリアからの貝粒を主体とする砂を大量に入れて,ハマグリも棲めないような理想的な(!?)海水浴場になってしまいましたが,夢のような話です。

 もう1つ話を付け加えますと,白良浜ではかつてスキーができたんですよ。当然,スノースキーではありません。サンドスキーです。サンドスキーをする大正時代の芸者さんの写真が今に残っています。