弁慶祭りの季節来る

 今年もまた弁慶祭りの季節が巡ってきました。10月6日(金)から7日(土)まで和歌山県田辺で開催。
今年は演劇経験者が結構いるし,皆力をあわせて頑張っていますので,演技の方はかなり期待できそうです。

 問題は大道具,小道具をいかに史実に近付けるかということです。
 衣装ですが,できるだけ史実に近い衣装を身に付けるようにお願いしています。弁慶の父に当たる湛増は社僧であり,しかも官僧(当時は法眼)ですので,頭を綺麗に剃って白衣を基本とした衣装を身に付けていなければなりません。
 できれば,金剛童子の旗指物を立て,家紋の松扇紋を描いた幕を張り巡らした舞台の上で,演技をおこなって欲しいですね。
 しかも,そろそろ当時の帆船を何艘か復元して,海に漕ぎ出す光景も野外演技として演じるようなスケールにまで高めていって欲しいですね。

 M氏の演出にも期待しています。

 当日は,是非田辺の闘雞神社まで観に来てください。