杉中浩一郎編『祖父母の明治期回顧』を推薦します。

『熊野の民俗と歴史』(清文堂・1998年)の著者として著名な杉中浩一郎先生(前・紀南文化財研究会会長)が『祖父母の明治期回顧』を出版された。
その内容は,先生の祖父にあたる杉中藤蔵氏の「逢坂峠・近露懐旧談」,祖母に当たる杉中と志氏の「近露での民謡三百首」の2編です。当時の熊野古道の様子を知る上でも貴重な資料です。
是非,お読みいただきたいと思います。
希望者は和歌山県田辺市在住の先生に御連絡下さい。在庫があれば,分けていただけると思います。