余談


 5月19日、戦国史講座後、万福寺(臨済宗妙心寺派)の和尚さんに墓地へ行きたいといったところ、案内しましょうといってここまで連れてこられました。
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 そこには、いくつかの小型の五輪塔の中に大きな五輪塔がありました。
 この墓は、和尚さんの説明によると、現上富田町一ノ瀬にあった市ノ瀬松山城主で室町将軍家の奉公衆であった山本主膳正康忠の墓だそうで、山本康忠らは、豊臣秀吉の遠征軍との戦い後の和睦交渉中、秀吉の弟秀長の家臣・藤堂高虎らのだまし討ちにあって亡くなりました。しかし、逃亡した主膳内室や一子因幡らは周参見氏らに匿われこの地に、このような形で墓所が作られたといわれています。
 私は、まさか山本主膳の墓がここにあるとは知らなかったので、凄く驚きました。

 話は変わりますが、翌朝、縁側で愛犬2匹を膝に乗せてミニバラや庭の花を眺めていたところ、久し振りにシロチョウ以外のチョウが飛んで来ました。後を追いかけると、玄関前の花壇に植えていたツツジの花の上にとまり、蜜を吸い始めたので、その姿を写真を撮りました。
 チョウは毎年見かけるナミアゲハでした。ご子孫の常連さんといったところでしょうか。
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 心温まる瞬間でした。
 近くのコメツツジも珍しくたくさんの蕾を付け始めていました。
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