奈良市・興福寺にて


  10月7日、白浜と京都の間を結ぶ高速バス(明光バス)を利用し、今住んでいる南部から奈良・京都2泊3日の旅に出てきました。

 この日は、京都をへて近鉄電車で奈良に行き、パンフレット(↓)にある興福寺の2塔(五重塔と三重塔)の内部を拝観し、ついでに国宝館の有名な仏像たちを見学してくること、そしてもし時間があれば修復された春日大社に参拝してくることを目的にしていました。

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  近鉄奈良駅に着き、

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 地下街での昼食後、興福寺に向かいました。

 15世紀(室町時代)に再建された国宝の東金堂と11年遅れて再建された国宝の五重塔(本瓦葺、総高約50m)です。(↓)
 今日はほぼ快晴なので、その姿が一際冴えて見えています。拝観客で一杯でした。

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 国宝館です。(↓)
 ここで、有名な国宝の銅造仏頭(7世紀)を筆頭に阿修羅(8世紀)、13世紀の阿弥陀如来像、無著・世親菩薩像、天燈鬼・龍燈鬼像、金剛力士などを行きつ戻りつゆっくりと拝観しました。
 それにしても、全体の要の位置に立つ国宝の千手観音菩薩(もと食堂に安置、総高約5m、14世紀)の巨大さにはびっくり。
 十分に堪能しました。

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 伽藍の中心である中金堂は現在修復中。残念。
 三重塔へ向かう道に、奈良県文化財指定の南円堂(江戸時代後期再建)がありました。(↓)
 ここは西国三十三所9番札所です。久し振りでしたが、堂前で手を合わせました。

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 国宝の三重塔(総高約19m)です。(↓) 狭い場所に建てられていましたので、撮影するのに苦労しました。
 ふだんはあまり目立たない仏塔ですが、興福寺に残る建物の中で、北円堂(国宝)に次ぐ古い建物で鎌倉時代に再建されたとされています。 

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 階段を下り三条通りに出、久し振りに猿沢池の畔で一服しました(↓)。

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 そこで、韓国から来たという可愛い3人娘(2人は和服を着用)に出会い、写真を撮らせてもらいました。
 3人のうち2人の女性は、奈良で和服を着て歩くことを楽しみにしていたようで、願いがかなったと大変喜んでいました。
 しかし、事前に了承をえていなかったため、写真掲載は遠慮しました。私のうっかりミスですが、実に残念、可愛かったのに・・・・。

 疲れましたが、凄く満足しました。