三好秀樹氏に2論文をご恵贈いただきました。現在、故森浩一氏の『敗者の古代史』を読み続けています。

 
   12月8日、説話文学会・和歌山例会「公開シンポジウム(根来寺)の輪郭」が和歌山大学教育学部で開催されました。
 
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   懇親会後、三好英樹氏から「史料紹介 権僧正日誉付属状 并『豊国ノ釣鐘』」(『智積院聖教における典籍・文書の基礎的研究』、2011年3月)、「織田信長高野山攻めにおける調伏祈祷と高野山客僧」(『智山学報』61輯、2012年3月)をご恵贈いただきました。じっくりと拝読させていただきます。ありがとうございました。
 
   ところで、私は今、今年の8月6日に亡くなられた故森浩一氏(同志社大名誉教授)のご冥福をお祈りしつつ、森氏の最新の著書である『敗者の古代史』(中経出版、2013)を、じっくりと読み続けております。
  古代学研究会でお世話になった氏の本を読み、多くのことに目を開かせていただいたことに感謝します。
 
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   目次は次の通りです。
 
      はじめに
      一 饒速日命長髄彦
   二 タケハニヤス王とミマキイリ彦の戦争(前篇)
   三 タケハニヤス王とミマキイリ彦の戦争(後篇)
   四 狭穂姫と狭穂彦
   五 熊襲の八十梟師と日本武
   六 剱御子としての忍熊王
   七 兎道稚郎子と大山守
   八 飛騨の両面宿儺
   九 墨江中王と曽婆夏訶理
   十 大日下王と押木珠縵
   十一 市辺忍齒別王と皇子たち
   十二 筑紫君石井
   十三 物部守屋大連
   十四 崇峻天皇と蜂子皇子
   十五 山背大兄王と一族の死
   十六 蘇我氏四代 稲目、馬子、蝦夷、入鹿
   十七 有間皇子と塩屋連鯯魚
   十八 大津皇子高市皇子の運命 壬申の乱
   十九 大友皇子の死とその墓