和歌山城のソメイヨシノ満開。

 
 昨日、一昨日と所用があって和歌山市内へ行って来ました。
 
 1600年、関ヶ原の戦い徳川家康に味方した浅野幸長(よしなが)は、その功によって和歌山に転封され、和歌山城及びその城下町の整備に着手しました。1619年、2代将軍・徳川秀忠の弟・徳川頼宣(よりのぶ)が連立式天守閣のある和歌山城に入部し、和歌山藩55万5000石の藩主となりました。頼宣は、兄から与えられた銀2000貫(約2億円)で城の拡張工事に取りかかり、現在ある和歌山城を造り上げました。
 
 現在の国史跡・和歌山城の平面図です。
 
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 1945年、天守閣は和歌山大空襲で全焼し、1958年に鉄筋コンクリートづくりの現在の天守閣が再建され、和歌山県の新しいシンボルとして県民の誇りとなっています。
 
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 さらに、2006年に、かつて藩主と付き人だけが渡れた御橋廊下が復元されました。この橋は石垣の高さが異なる2の丸と西の丸の間に斜めに架けられた全国的にも珍しい橋です。
 
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 一昨日、ようやく桜満開となりました。あいにくと空は曇っていましたが、すべてソメイヨシノです。堀を観光舟が観光客を乗せて行き来しています。
 
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