時枝務氏からエッセイ文集『あざみ』22号をご恵贈いただきました。

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 立正大学の時枝務氏(修験道考古学専攻)から,薊の会(会長・奈良県橿原市小房観音寺院主密門光範師)が発行しているエッセイ文集『あざみ』22号をご恵贈いただきました。

 メンバーを見ると,青山茂氏,菅谷文則氏,岡本健一氏,和田卒氏,前園美智雄氏,兼保保明氏,小島正巳氏などの考古学研究者・民俗学者の名前(先輩や後輩の名前もありました)がずらっと並んでいました。

 その中で,時枝務氏は氏の専門である「霊場遺跡の遺物」という文章を寄稿しておられます。

   はじめに
   一,霊場遺跡とはなにか
   二,霊場遺跡からはどんな遺物が出土するか
   おわりに

 そして,最終的に「近畿地方には数多くの霊場が存在している。・・・・考古学はモノを研究する学問であるが,それを残した人間の心を考えないでいては,十分な成果を挙げることができない。是非,身近な霊場に関心をもち,できれば研究の対象として取り上げてもらいたいと切に思う」とまとめておられます。

【追記】
1枚目の写真 長野県の中央アルプス山脈にある宝剣岳
2枚目の写真 群馬県沼田にある彼岸桜