田辺市の扇ケ浜(大浜)海水浴場とその遠景

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 和歌山県では,さらなる観光資源の開発・活用のため,白浜町白良浜海水浴場や串本町橋杭岩海水浴場の拡張・整備工事に引き続き,田辺市の扇ケ浜(大浜)海水浴場の整備工事が,白良浜拡張方式でおこなわれました。

 白良浜拡張方式というのは,防波堤を整備した上で砂の流出を防ぐと共にオーストラリアなどから白砂を移入し,砂浜を拡張しようとする養浜方式です。

 その結果,田辺湾内最大の海水浴場が人工的とはいえ数十年ぶりに復活し,多くの人々で賑わいました。近くに有料駐車場が整備されたことも多くの海水浴の客を集める上で有利に働いたようです。

 1枚目の写真は,田辺湾の北の入口である天神崎(日本のナショナルトラスト運動の先駆けとなった場所)を遠景に,防波堤でふさがれた扇ケ浜海水浴場の北側を撮った写真です。

 2枚目の写真は,田辺湾の奥にある神島を遠景に,旧来の防波堤でふさがれた扇ケ浜海水浴場の南側を撮った写真です。防波堤の向うには昔からある三壷崎海水浴場があります。

 3枚目の写真は,かつて田辺の大浜と白浜の桟橋を繋いでいた巡航船の停泊堤防から,扇ケ浜海水浴場とその背後にある松林を撮った写真です。

 昔とはだいぶ変わってしまいましたが,田辺と白浜を故郷とする私にとって,心が最も安定する空間の一つです。