小川智恵子・鈴木美代子共著『おてんばば女将の祇園昔ばなし』(草思社)
今日あたり,祇園祭が京都市で華やかに行われていることでしょう。
なぜか,未だこの祇園祭りを見たことのない私ですが,京都にたまに行った時に祇園界隈を何度かうろついたことがあります。
でも,祇園の歴史については表面的な歴史を除き,あまり詳しくは知りません。
そんな時に往き付けの書店で見かけたのが,小川智恵子・鈴木美代子共著『おてんばば女将の祇園昔ばなし』(草思社,2007)でした。
この本は,祇園のお茶屋「新近江」の先代女将・小川智恵子さんの人生と,彼女に纏わる人々の生き方やエピソードを気の向くままに語り聴かせたものです。
戦後教育の中で育った私のような者には想像すらできない祇園内部の様子,人の繋がりの不思議さ,人生の機敏といったものが,お茶屋「新近江」という特殊な環境の中で詳細に語られています。
これから祇園を訪れる方にも,そして未だ祇園のお茶屋に上ったことのない方にも是非,一読をお薦めしたい一冊です。
なぜか,未だこの祇園祭りを見たことのない私ですが,京都にたまに行った時に祇園界隈を何度かうろついたことがあります。
でも,祇園の歴史については表面的な歴史を除き,あまり詳しくは知りません。
そんな時に往き付けの書店で見かけたのが,小川智恵子・鈴木美代子共著『おてんばば女将の祇園昔ばなし』(草思社,2007)でした。
この本は,祇園のお茶屋「新近江」の先代女将・小川智恵子さんの人生と,彼女に纏わる人々の生き方やエピソードを気の向くままに語り聴かせたものです。
戦後教育の中で育った私のような者には想像すらできない祇園内部の様子,人の繋がりの不思議さ,人生の機敏といったものが,お茶屋「新近江」という特殊な環境の中で詳細に語られています。
これから祇園を訪れる方にも,そして未だ祇園のお茶屋に上ったことのない方にも是非,一読をお薦めしたい一冊です。