オーストリアの「ウィーンの歴史地区」(世界遺産)の一部をたずねて

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 13年前の冬休みヨルダン・シリア旅行からの帰り途で,オーストリア共和国のウィーンに立ち寄りました。世界遺産「ウィーンの歴史地区」のごく一部を紹介します。

 1枚目の写真は,少し離れた街角から,14世紀から15世紀にかけて建設された「セント・シュテファン教会」を撮った写真です。天にそびえるような尖塔を持つ「セント・シュテファン教会」は,「ウィーンの象徴」とよばれていますが,尖塔の背後の屋根の模様も魅力的ですね。中に入って静かに礼拝(正月ミサ)の様子を見せてもらいました。予想以上の荘厳さに,背筋がゾクゾクとしました。

 あまり時間がない中,取りあえず「美術史博物館」に向かうつもりでケルトナー通りを南下しました。歩いている途中で,黒塗りの二頭立ての観光馬車フィアーカー(2枚目の写真)を見かけました。

 3枚目の写真は,「国立オペラ座」前の左隣にある「ゲーテ像」を撮った写真です。

 4枚目の写真は,ブルク公園の中にある「モーツァルト像」を撮った写真です。5枚目の写真は,「新王宮」の巨大な建造物と上記の「モーツァルト像」を撮った写真です。

 6枚目の写真は,あのマリー=アントワネットの母親だった「女王マリア=テレジア像」を撮った写真です。背後にハプスブルグ王家が長く住んでいた「王宮」が雪空に霞んで見えます。
 7枚目・8枚目の写真は,「女王マリア=テレジア像」を挟んで「美術史博物館」と一対になっている反対側の「自然史博物館」を撮った写真です。

 「美術史博物館」に入場し,素晴らしい古美術品の数々を駆け足で鑑賞しました。
 
 やはり,ルネサンス絵画は圧巻でしたね。あえて1人の画家をあげると,16世紀前半頃の画家ピーター=ブリューゲル(父の方)でしょうね。偶然出会ったA嬢と一緒に鑑賞した「謝肉祭と四旬節の間の闘い」(9枚目の写真)「農民の婚礼」(10枚目の写真)。感動,感動,感動,そして感動・・・・でした。
 2枚の写真は,『ウィーン美術史美術館全部門総合ガイドブック』から掲載させていただきました。謹んで感謝申し上げます。

 本当はA嬢ともっと一緒に鑑賞して廻りたかったのですが,当時,ケルト文化に興味を持っていたため,ここにしかない「ハルシュタット遺跡」のそれなどのコレクションを探し求めて急いでその場を離れ,「自然史博物館」に向かいました。今思うと,残念の一言・・・・。

 もうこれだけで疲れてしまって,後は名物のザッハトルテを求めて市内を当てどもなくうろうろ・・・・。そのうち時間が来て,終わり・・・・。