山形の土産

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 笹野一刀彫「おたかぽっぽ」は,米沢市笹野に伝来する有名な郷土玩具です。

 三十年以上前,新婚旅行の記念に,「にわとり」とともに,山形県米沢市で買い求めました。

 材料はアブラコとよばれている野生の喬木です。独特の刃物を使ってそれを削り、簡単な色彩をつけたものです。しかし,その野趣に富んだ素朴な作品は一種の風格を備えており,多くの人々に親しまれているそうです。

 米沢藩主・上杉鷹山が、豪雪に閉ざされる冬の副業として下級武士や農民に指導して以来,技法を磨きながら今日まで伝えられてきました。

 「おたかぽっぽ」は,山形県の推奨品として外国にも輸出され,好評を博しているそうです。木の性質を上手く生かして作られた郷土玩具として大事にしています。