日本山岳修験学会大山学術大会の3日目、見学会(巡見) №①


 10月22日、日本山岳修験学会大山学術大会の3日目。今日は見学会(巡見)。

 8時過ぎ、大山寺本堂への長い参道をへて、 門に入り、急な石段をゆっくりと上る。早朝なので人は殆どいない。

イメージ 1

 集合時間の8時30分のかなり前に、かつての中門院の中心・大山寺(天台宗)本堂に到着。(↓) 今日巡見に参加する会員たちがぼちぼちと集まって来ている。知り人が多く盛んに挨拶を交わす。
イメージ 2

イメージ 3
 20日と同様、まず自由に突ける鐘楼で鐘を鳴らす・・・・。・・・・実に爽快。
イメージ 4

 ここから、大山北壁を展望。
イメージ 14

 集合し点呼を受けた後、寂静山に向かい、
イメージ 10

 中門院谷南光院谷をへて実にたくさんの僧房跡を見学。
イメージ 5

イメージ 11
 しかし、そこにはただ空間だけが拡がっているだけなので、もう1つピンとこない。

 車道を横切り、急な斜面、狭い道を通って江戸時代に大山寺内の一山三院と大山寺領3000石を管理した西楽院跡を見下ろしつつ、
イメージ 13
 下山神社に到着。下山善神(白狐)が祭祀されている下山神社の本殿・幣殿・拝殿は、江戸時代後期に建造されました。いずれも国重要文化財に指定されています。(↓)
イメージ 6

 ご神体であった白鳳時代(8世紀後半期)の金銅仏・十一面観音立像(国重要文化財)はここから出土したといわれています。(↓)
イメージ 12

 下山神社の直ぐ隣に、江戸時代後期に再建された壮大な大神山神社奥院本殿・幣殿・拝殿があります。いずれも国重要文化財に指定されています。大神山神社奥院には、地蔵菩薩を本地とする大山の神大智明権現が祀られています。
イメージ 7

イメージ 8

イメージ 15
 
 写真撮影不可の場所で説明を受け、石段を下る。
イメージ 9