犬山城と犬山城下町散策 ②
【承前】
9月29日、雨はかなり酷くなりましたが、私達一行は木曽川に流れを注ぐ郷瀬川に沿って城山の緩やかな坂を上りました。
ここからは入れないので、その横を通り、さらに三光稲荷神社を通り抜け、城へ向かう坂を上る。
城へ向かう途中の石垣。雨に濡れた石垣、風情があって好いですね。何だかゾクゾクします。
1・2階の下層は、戦国時代の天文6年(1537)頃に、織田信康(織田信長の叔父)によって近くにあった木ノ下城からここに移築され、さらに元和4年(1618)に尾張徳川家の付家老・成瀬正成(3万5000石)が城主となり、2年後にその上層に望楼部分を増築し、さらに唐破風を付加した、といわれています。
現存する城としては日本で最も古い城です。
そして、いよいよ、入城です。