大逆事件の被告・大石誠之助に、新宮市が名誉市民の称号を贈呈。


 1910(明治43)年、時の天皇の暗殺を企てたとして、たくさんの人達が検挙され、翌年1月、幸徳秋水・菅野スガ以下12人が死刑になりました。これが大逆事件です。
 そして、その中に和歌山県新宮市大石誠之助が含まれていました。

 2001年、新宮市議会が新宮で裁判にかけられた大石誠之助など6人について、大逆事件は「軍国主義が進む中での自由主義者社会主義者の弾圧事件であり、彼等はその犠牲者」として、その名誉回復と顕彰をするという宣言を決議

 そして、2018年、大逆事件の被告として処刑された大石誠之助新宮市が名誉市民の称号を贈呈することを決定

 次の新聞記事は、2018年01月24日付けの地元の新聞『紀伊民報』の社説をを切り抜いたものです。

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 ずっと昔々、祈りを捧げるため、大雨の最中、歴教協和歌山大会に参加したたくさんの教育者を、大逆事件の被告達の墓地へ案内しました。その時の記憶がいきなり蘇ってきました。

 やっとここまできましたが、さてこれから・・・・どうなるでしょうか。