1月7日、新宮で開かれた公開シンポジウム「中世熊野の港湾遺跡 新宮津を考える」へ、海を見続けていたくってより時間がかかる串本回りで行ってきました。
会場で和歌山県文化財センター発行のこのような発表資料集をいただきました。
3人の方の基調報告を受け、同志社大学の鋤柄俊夫氏(考古学専攻)がこの新宮城下町遺跡をめぐるいくつかの問題(倉庫群、掘立柱建物群、工房跡などが出土)について「港と蔵」という観点から講演。
紀伊半島地域史からいうと色々と細かい問題点が見られましたが、色々と勉強させてもらいました。
そしてこの後、短い時間で4人の方の話と2人(他県の考古学の専門家と県内の城郭史の専門家)のコメントをもとに討論がおこなわれました。
短い時間だったので、討論はそれほど煮つまりませんでしたが、大変勉強になりました。