関東地方への旅5日目 後半①
5日目(9月12日)
正午に三仏堂の前の輪王寺紫雲閣で昼食。素早く弁当をいただき、逍遥園散策などへ行くのを取り止め、急いで外に飛び出す。
さあ、これから短い時間を使って有名な東照宮へ初見参!!
この建物の長押の中に「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な「三猿」があります。(↓) 勿論、実物ではありません。残念ながらレプリカです。でも、これで満足。
石段を上がったすぐ左手に、国重文の本地堂があります。急ぐので取り敢えず素道りしましたが、この建物の天井に描かれた大きな竜の下で手を打つとそれに共鳴して音が鳴ります。これが有名な「鳴き竜」です。
後ほど帰る時にその音を聴かせて貰いましたが、残念ながら写真撮影は禁止とのことでした。
豪華絢爛さで有名な国宝の陽明門(日暮門)は修復中で、白いビニールで全体を覆われていました。(↓) 二重の残念です。でも、宝物館の映画館でその姿を観たので我慢するか。
国宝の東照宮唐門(からもん)、拝殿・石の間・本殿です(↓)。これまた修理中のようですが、白いビニールで覆われた陽明門よりはましです。
唐門の東西透塀は、花鳥の彫刻や極彩文様で彩られており、非常に美しい。(↓)
ここを出て、国重文の坂下門(奥の方の建物)へ行き(↓)、有名な左甚五郎の「眠り猫」の彫刻を見ようとしたのですが、なぜか見る場所を見つけることができず(あれれぇ)、とうとう見ることができませんでした。時間がないので写真で我慢。
帰りに「鳴き竜」などを見・聞きし、日程で予定された場所に急ぐ。東照宮内の所要時間は約1時間・・・・よくやるーぅーー。
午後2時すぎ、式典は終了しそのまま解散。私は信州大学の牛山先生と行動を共にし、そのまま下山。
途中、道を間違え坊院の建ち並ぶ所を通りましたが、間違いに気付いて引き返し無事にここまで降りてきました。(↓)
まさに弥次・喜多道中といったところでしょうか(大笑)。
近くにある国重要指定文化財の神橋(しんきょう)をやっとじかに見学。(↓) この景色の中で見るとやはり風情を感じました。
この後は後半②に繋がる。