新宮往来
現場の川崎氏や村田氏に今の時点での調査情報を教えてもらい、私からも文献史学の成果を提供してきました。彼等2人は、自分を見失うことなく、私の地域史的研究成果を素直に聞いてくれる人達なので提供し甲斐があります。
その後、いつものように幻の「藤倉城跡」を通り抜け、那智の「廊之坊重盛の供養塔」(熊野凝灰岩製)にお参りしました。
「廊之坊重盛」は天正9年(1581)におこった、新宮城主堀内氏善と藤倉城主実報院道勢の連合軍に敗れ逃亡中のところをこの地で殺された元の勝山城主である。(南無)。
帰途初めて、湯川温泉のきよもん湯に入り、アルカリ泉で精進を落とす。
人によっては嫌がられる独特の香りが、私には美味。思わずかけ流しの湯をごくりといただく。うめ~え(笑)。
最後は「なわ食堂」て旬のアナゴをあげたアナゴ天丼をいただき、夕闇が迫る「紀伊の松島」を眺めつつ、
家路を急ぐ。
本日も無事終了。