2010年度国際熊野学会聖護院大会を京都市で・・・・。
5月22日から25日まで、ブログを休載して京都に行って来ました。
5月22日から24日まで、修験宗大本山の天台宗寺門派門跡・聖護院(しょうごいん)で、2010年度国際熊野学会聖護院大会が開かれました。私も23日に研究発表する予定があったので、この日から参加していました。
今年は、初代熊野三山検校(けんぎょう)増誉大僧正の九百祭年忌に当たっているため、聖護院も大変力を入れているようです。
大門の周辺には、銘菓・聖護院八ツ橋を売る店がたくさん並んでいます。
まず、13時40分に宮城泰年・聖護院門跡(もんぜき)の基調講演「聖護院――それをとりまく歴史と環境――」がおこなわれました。
ついで、14時55分に川崎剛志・就実大学教授の講演「熊野縁起の類聚と再編――『両峯問答秘抄』を中心に――」がおこなわれました。
後ろの方に、この大会を見守るかのように、幕に描かれた不動明王像が掛けられ、威圧感を与えています。